我々人類を含めた、すべての生命体は、宇宙の摂理、自然界全体のバランのもとで、はじめて生き続けることのできる存在です。生命・健康を守る仕事である、医学・医療の本質は、人体を一つの自然環境ととらえ、そのバランスを保つこと、いわば「人体の自然保護」とも言える営みです。また、病気や健康問題が、不適切な社会や不自然な環境によってもたらされることも多く、医療と社会、そして自然との間には深いつながりがあります。
私たち医療人にとって、戦争をはじめ、生命を軽んじたり、人を傷つけ、命を奪う行為のすべてを否定するとともに、自然環境に対して、常に関心と敬意をはらい続けることは、 最も重視すべきテーマの一つです。
当クリニックが立地する世田谷区周辺は、かつて畑や雑木林が広がり、人と自然とが譲り合いながら共生する、武蔵野と呼ばれる田園地帯でした。全国屈指の住宅が密集する「大都市」となった現在、その面影を見出すことは容易ではありませんが、本来あるべき自然な姿をイメージしながら暮らすことも、大切な姿勢であると思います。
コナラやクヌギなどの落葉広葉樹からなる武蔵野の雑木林は、そこに暮らす人々の生活に伴う、ささやかな働きかけによって維持されていた、人為的なバランスの産物と言われており、人間の影響の及ばない究極の自然状態では、シラカシなどの常緑広葉樹林の広がる景色に移り変わって、続いてゆくものと考えられています。カシノキ(樫の木)は、故郷の木であり、その森は当地の自然本来の姿ということになります。
シラカシをはじめとするカシノキは、地味ではありますが、どんぐりの木として身近に親しまれています。また 堅く丈夫で美しい材は 薪や炭焼きなどの燃料として使われるだけでなく、建築や家具などにも 幅広く利用されているなど、日本人の生活に深くかかわっている 有用な樹木です。高く、大きく、どっしりと根を張って育つ姿から、安定や長寿の象徴とされ、花言葉として「不屈」「勇気」「忍耐」「不滅」「永遠」などが挙げられています。
いずれの特徴も、身近で親しまれる存在として、地域に根を張り、人生100年時代の健康づくりに、様々な形で貢献することをめざす 当クリニックのイメージと重なるところが多くあります。
また 一本一本の木だけでも、十分に立派で魅力的ですが、森を作ることで、より豊かな実りもたらしてくれます。かしの木とかしの木、の関係だけでなく、森には虫や鳥や獣をはじめ、いろいろな動物や大小様々な草木、そして、土や水や空気、さらには風や光や影など、たくさんの登場人物が、それぞれに役割を果たし、四季折々様々な姿をあらわし、多様性にあふれ、持続可能なシステム‐社会‐を 形づくっています。これもまた 私たちが想い描く、理想の形と重なり合うものです。
当クリニックの敷地内には、 何本かのシラカシの木が育っていますが、それだけでなく、様々な思いを込めて、「かしの森」をクリニックの名前といたしました。
かしの森クリニックが、少しでも地域のお役にたち、皆様に愛される存在して存続してゆくこと、また、この地、この国、この地球に、豊かな自然の恵みと 健康な暮らしがいつまでも続いてゆくことを願って。
2025年10月 かしの森クリニック 関川 泰隆
かしの森クリニック感染対策指針
1.院内感染対策に関する基本的な考え方
院内感染の防止に留意し、感染等発生の際にはその原因の速やかな特定、制圧、終息を図ることは、医療提供施設にとって重要である。院内感染防止対策を全職員が把握し、指針に則った医療が提供できるよう、本指針を作成するものである。
2.院内感染管理体制
1. 院長は、次に掲げる院内感染対策を行う。 (1)院内感染対策指針及びマニュアルの作成・見直し (2)院内感染対策に関する資料の収集と職員への周知 (3)職員研修の企画 (4)異常な感染症が発生した場合の、速やかな発生原因の究明、改善策の立案、実施のための全職員への周知徹底 (5)患者の疑問、不安等の日常的な把握に関する事項 2. 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」で定める患者等を診断した時は、規定の期間内に管轄の保健所に届出を行う。
3.職員研修
1. 院内感染防止対策の基本的考え方及びマニュアルについて職員に周知徹底を図ることを目的に実施する。 2. 職員研修は、年2回開催する(外部研修でも可)。また、必要に応じて随時開催する。
3. 研修の開催結果又は外部研修の参加実績を記録・保存する。
4.院内感染発生時の対応
1. 異常発生時は、その状況及び患者への対応等を院長に報告する。 2. 院長は、速やかに発生原因を究明し改善策を立案した上で、実施のために全職員への周知徹底を図る。
5.院内感染対策マニュアル
別紙、「院内感染対策マニュアル」に沿って、手洗いの徹底など常に感染対策に努める。
6.患者への情報提供と説明
1. 本指針は、患者又は家族が閲覧できるようにする。 2. 疾病の説明とともに、感染防止の基本についても説明し理解を得た上で、患者からの協力を求める。
7.その他の医療機関内における院内感染対策の推進
1. 感染制御に関する質問は、日本感染症学会施設内感染対策相談窓口(厚生労働省委託事業)にFAX(03-3812-6180)で質問を行い、適切な助言を得る。 また、同学会ホームページに掲載されている過去の質問・回答を活用する。 http://www.kansensho.or.jp/sisetunai/index.html 2.その他、医療機関内における院内感染対策を推進する。
(2025年11月13日)
当院では、令和8年3月の診療より外来・在宅ペースアップ 在宅ベースアップ 評価料 (1) を算定いたします。
ベースアップ評価料とは、 医療現場で働く看護職員 等の賃上げを実施し、人材確保に努め、 良質な医療提供を 続けることができるようにするための取り組みで、 令和6年6月 以降に導入されました。このベースアップ評価料による診療費の上乗せ分は、医療 現場で働くスタッフの賃上げにすべて充てられます。
これにより受診時の患者さまの医療貴のご負担が、増加する場合がございます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
コロナ・インフルエンザ ワクチンデイ
11月15日(土)14時~16時